ドイツ出産体験①出産前編

妊娠・出産
めしママ
めしママ

こんにちは♫

今日はドイツ・ミュンヘンで第二子を出産した時の体験をお伝えします♪

次男
次男

いよいよ僕が産まれた時の話だよ〜!

なんと、僕は6週間早く産まれちゃったんだ!

めしママ
めしママ

本当、陣痛来た時は「まさか!?」てなったわ…

ドイツで出産

私は2020年5月に、ミュンヘンで第二子を出産しました。(第一子は日本です)
次男は予定日より約6週早く、「越えて欲しい」と言われた35週に届かず34週で産まれ、2280gという小ささで産まれました。

見事にコロナ禍でしたので、色々と本来の流れと違うところもあるかもしれません。
また、ドイツで出産、とはいえもちろん都市や病院によって違いもあると思うので、あくまでも一つの参考として下さい。
ちなみに、出産した病院は Klinikum Dr.Dritter Orden という、ミュンヘンで産むなら一番人気らしい総合病院です。

陣痛が来た!?さてどうしよう!?

陣痛が来たのは夜中2時、「なんかさっきから痛いなー」とふと起きました。

「これ、もしかして定期的に来てる?…陣痛!?」と思い、横になりながら痛みの感覚を計り始めました。

ちなみにその時利用したのがこれ↓

陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ-

陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ-

Karadanote Inc.無料posted withアプリーチ


その名も「陣痛きたかも」というアプリです。
こちらとっても簡単、お腹痛くなったらボタンを押して、収まったら、またボタンを押す、の繰り返し。それで痛みの間隔と、一回ごとの痛みの長さがわかります。(どちらも病院で確認されます)長男の時に利用して使いやすかったので、今回出産が近くなった時に再インストールしておきました。

そして計ってみたら…なんと既に5〜6分間隔!(日本では基本「10分間隔になったら病院」と言われてます)
それでも「まだ6週あるし…嘘でしょ…」と、前駆陣痛であるという希望をこめて、シャワー&入浴をしました。(前駆陣痛の場合、入浴すると収まる事が多い、と情報を読んでいた事と(本当かは分かりませんが)、もしこのまま入院したら、しばらくシャワーは浴びれなくなるかも、と思ったからです)
見事に収まりませんでした。
旦那と長男も起き、入院バッグを用意。パスポートと水筒、急いでご飯を炊いておにぎり作って、陣痛計測から1時間経過。その頃には間隔は3〜4分に!
痛みも増してるし、これは確実…と思い、勇気を出して病院へ電話。(みあママは英語も苦手です)
すぐに英語に切り替えてもらい、陣痛が来ているかもしれない事を伝えました。
聞かれた事は以下です。

【電話で確認された事】

①いつから始まったか
②何分間隔か
③一回ごとの長さはどの位か
④痛みはどのような感じか
⑤出産は初めてか
⑥胎動はあるか
⑦出血や破水はあったか

ここでポイントになったのは、まず⑤。
「2人目です」と伝えると、「じゃぁ陣痛がどんなものか知ってるのね」と、私の「陣痛きたかも」という言葉に信憑性が出ました。
ただ次の⑥⑦で逆転。
胎動はあったので、「ある」と答えました。
前駆陣痛の時は胎動がある事が多く、本番の時はなくなるそうです。(それは事前に知ってましたが、本当にあったので正直に答えました)
そして出血や破水はしてませんでした。
これらによって、「前駆陣痛じゃないかしら」と疑いの眼差しが…!
そして病院が出した結論。

病院
病院

来たかったら来ていいよ

マジかよ!!
一瞬「どうしよう…」という言葉が頭をよぎるものの、でもこれは行くでしょ!と心を決めて「行きます」と答えました。

さて病院!どうやって行く?

さてそもそもですが、ドイツでお産時、どうやって病院に行くのが正解でしょう?
これはK家がずっと悩んでいた事でした。
そして答えが出ないまま本場を迎え、答えが出ないまま終わりました(笑)
ドイツでは一般的には以下のようです。
①救急車
②自分の車
× タクシー
日本では当たり前になっている陣痛タクシー。もちろんドイツにはありません。
我が家は車を持ってないので、タクシーかと思ってたのですが、どうやらタクシーはお産の時断られる事もあるとか。。
でも救急車なんて日本でも乗ったことないのに、気持ちのハードル高くない?と、実際ドイツ人の知人に聞いても「タクシーは使わないなぁ。ていうか救急車でしょ?」と、当たり前な感じで返ってきました。(因みにこの救急車も保険適用内です)
出産する病院の事前問診の時は「破水したらとにかく救急車」と言われ、産婦人科でも「破水したら救急車」と言われました。破水したらって、文言つくのはなんなんやろか…ともやっとしたまま迎えた本番。
一応病院との電話で「行く」となった時に確認しました。
「救急車で行くべき?」
「救急車は緊急の時のものだから、今回は使わなくていいわよ。車できなさい」
「いや、車持ってなくて…」
「じゃぁタクシーでいいわ」
いいんかい!
てか本気で陣痛だと思ってない!!

と言われたので、我が家は一か八か、タクシーにしました。
一か八かの理由は、「お産だと断られるかもしれない」に加えてもう一つ。
今回連れて行く長男にチャイルドシートが必要ということ。
私はそれまで一回もタクシーを使った事がなかったのですが、これまで友達から聞いた話だと、タクシーによっては「チャイルドシートを乗せてないから子供は乗せられない」と断られた事もあるとか。
本当は万一に備えてチャイルドシートを自前で用意しとくつもりだったのですが、間に合わず…
でも仕方ない!タクシーだ!
乗れなかったら旦那と子供は置いて行こう!

で、この時使ったアプリはこちらです。

taxi.eu

taxi.eu

fms Datenfunk GmbH無料posted withアプリーチ


もしかしたら使うかも。と入れておいた「Taxi.eu」
事前に自分の住所、行き先に病院、クレジットカードの登録をしておきました。
これでぽちっと押せば最寄りのタクシーがすぐ来てくれます。
その時にタクシーの種類を選べるので、我が家は「チャイルドシート付いてて下さい」の希望を込めて、Green Taxiという一番良さそうなものにしてみました。
そして8分で、きたー!!
向かってる車がどこを走ってるのかがわかるので、様子を見ながら準備を進められてとても良かったです。
そしてチャイルドシート、着いてたー!
まさかの座席内蔵型というハイテクさ。
そして出産でもOKだったー!(わざわざ出産とは伝えてないけど、夜中にお腹大きい人がお腹抱えながら家族につれられて産科病棟に行きたいって言ったらバレますよね)

支払いはカード登録しといたものの、旦那が現金で払ってたので、登録したクレジットが使えたかどうかは不明ですが。
友達曰く登録しとけば降りる時のお金のやりとりもなくとてもラク、という事でした。

という流れでK家は無事に病院へたどり着く事ができました。

(ちなみにこの後病院で聞いた話によると、やはりタクシーによってはチャイルドシートを乗せてない車もあるとの事なので、電話で「チャイルドシート持ってきてください」と言った方が確実です。また「陣痛だと断わられる」説は地域差もあると思うので、そこも病院に確認しておきましょう)

まとめ

1、陣痛!?と思ったらまず測定!
2、疑われてもめげない心、大事。
3、万が一に備えて万全の準備を。

4、陣痛来た時のイメトレをしておこう。

陣痛来たかも、と思って電話をしたのに、プロの方から「違うと思う」とか言われると、「え、そうなの?」てなっちゃいますよね。
でもこの時ばかりは 自分を信じて突き進むしかありません。
もし本当に陣痛だったら、さらに大変なことになります。
少しでも心配であればまず病院で診てもらいましょう。
みあママはこの後、病院着いて1時間ちょいで出産しました!

行って良かったー!!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました