ミュンヘン VS ベルリン 〜住むならどっち!?〜

移住

 ミュンヘン VS ベルリン

めしママ

こんにちは、みあママです!

今日はなぜ「K家がドイツ・ミュンヘンにしたか」をお話ししたいと思います♪

視察に行った時の事

K家は、2019年の移住を実行する2年前に、当時10ヶ月の長男も連れて現地視察に行きました。

その時のルートは、スイス(チューリッヒ)→ミュンヘン→ベルリン。

当時は「ドイツ移住ならベルリン」と何も疑わずに思っていたので、ベルリンだけ見れば良い、という気持ちだったのですが、「どうせドイツ行くなら、スイスの知人に会っていこう」という流れでスイス着になり「ならばせっかくだから、途中でミュンヘンも途中下車しよう」という形になりました。

なぜこの時点でK家が「ドイツ移住ならベルリン」と思ったか?
  1. 首都だし。(←発想が雑!)
  2. ドイツでアートって言えばやっぱりベルリン。
  3. ベルリンの壁崩壊後、まだ経済発展中の街だったのでこれからの経済の盛上がりに期待できる。
  4. ネットで出てくる情報はベルリンばかりで、自然とベルリンだと思っていた。

以上の様な理由があります。

ドイツ移住を一度でも考えて、調べた方なら分かると思いますが、「ドイツ・移住」などで検索すると、出てくる記事は90%以上?と思うくらいベルリンの記事です。

なので、本当に疑う事もなく「ドイツならベルリン」と思っていたのですね。

みあママ
めしママ

ところが、途中おまけで立ち寄ったミュンヘンにママが一目惚れ!

おりパパ
おりパパ

これが大変な道のりの幕開けでした…

ミュンヘン

そんなこんなで、何も考えずに立ち寄ったミュンヘン。

ここがまさかのママの好みドンピシャだったのです。

綺麗な街並み、ゆったりとした雰囲気、人々から感じられる時間と心の余裕、自然豊かな環境。

休日は街の真ん中を流れるイザール川で泳いだり、語らいだり。

当時10ヶ月の赤ん坊を連れて、とにかく子育てに追われていた私は「この環境で子育てしたい」と自然と思う様になりました。

ベルリン

それでも流石にそんな簡単に「ミュンヘンにしよう」と意見は変えられません。

当初の一番の目的であるベルリンに行きました。

そしてそこには全く違う魅力がありました。

活気溢れる若者達、街中に散りばめられたアート、東西の違いがもたらす独特の雰囲気。

様々な人種が入り混じり、どこか雑多な雰囲気が少し日本の新宿を思い出させます。(もちろんそんな大きくないですが)

全く違う都市。

だからこそ意見は真っ二つに分かれました!

おりパパ
おりパパ

俺はやっぱベルリンが面白いな。ミュンヘンは整いすぎててつまらない

みあママ
みあママ

若かったらベルリンが面白かったと思うけど、今の自分の年齢と子育て環境を考えたら断然ミュンヘン。私が今後の人生に求めるものは面白さよりリラックス!

ミュンヘン VS ベルリン

という形で、街の雰囲気に対する意見が真っ二つに割れたパパとママ。

次は各都市のメリット・デメリットを書き出しました。

ミュンヘン ベルリン
メリット 安全
・街が綺麗
・のんびり
日本との直行便がある
・大手企業が集結した経済安定都市
(BMW, SIEMENS等の本社がある)
他国への移動が便利(国境近い)
・首都
・外国人が入り乱れる街なので打ち解けやすい
仕事量が多い(ただし安い仕事も多い)
・アート職、フリーランサーが集まっている
物価が安い(最近は高騰化)
・東西文化・歴史が興味深い
・活気がある
デメリット 物価が高い(東京と同等〜それ以上)
内向的で外国人は打ち解けにくい
・フリーランサーが少ない
・ベルリンより仕事が少ない
(特に冬。ただし安い仕事は少ない?)
日本との直行便なし
「安全」とは言い切れない
(ミュンヘンや日本と比較すると劣る)
・他国への移動が不便(国境遠め)

上記を考えた結果、K家は最終的に「ミュンヘン」を選択しました。

みあママ
めしママ

WINNER!!!

まず大きかったのは「直行便」。

今後子供を連れて日本を往復したり、日本の家族に何かあった時、直行便がないのは辛いな。という気持ちがありました。(ベルリンでもそのうち直行便はできると思いますが)

そして「安全」。

こちらについて補足しますと、ミュンヘンとベルリンで、住んでいる人に同じ質問をしました。

みあママ
みあママ

この街に住むなら、おすすめの場所はありますか?

第三者
ミュンヘン

どこでも好きなとこにすめばいいよ。どこも素敵だよ!

第三者
ベルリン

〇〇地区と、〇〇地区、あとは〇〇地区なら安全だよ

△△地区はやめた方がいいよ

これは決定的でしたね。

ミュンヘンのような「どこでも安全が保障されている街」。住みたいなー。と素直に思いました。

K家はパパの仕事上、パパが家を不在にする事が多いです。

数ヶ月帰ってこないことも当たり前。

そんなワンオペ育児を心強く支えてくれるのは、やっぱり「安全」だと思いました。

おりパパ
おりパパ

さすがに自分が不在の時の事を考えると『家族の安全』は最優先事項だし、そこでミュンヘンが優っているのは一目瞭然だったので、ここはパパの負けとなりました…

みあママ
みあママ

ただ仕事量の違いに関してはかなり悩みました。

引っ越してパパに仕事がないと困りますからね。

ただパパの仕事は期間限定の現場ごとなので、ベルリンで仕事があった時は行けばいい、という結論で落ち着きました。

それに、もし実際に住んで働いてみて、「ベルリンの仕事がほとんどだ」という状況になるのであれば、その時はベルリンに引越せばいいかな、と。

最後に

以上の流れからK家はミュンヘン移住へ舵を切りました。

ただこの決断後、実際にビザを取得するに向けて動くうちに、ミュンヘンのビザの難易度の高さ、家探しの難易度の高さといった数々の「ミュンヘンだからこそ」という壁に直面しました。

私たちはその壁にぶち当たってから気づいて、体当たりで壊してきましたが、もし先にこれらの壁を知っていたら、正直、もしかしたら今頃はベルリンにいるかもしれないな、とも思います。(本当にそれくらいヘビーでした…「だからみんなベルリンへ行くんだね!」という会話を何度した事か…)

もしミュンヘンでのフリーランス移住を考えられている方がいらっしゃいましたら、ぜひ今後の「ミュンヘンでのフリーランスビザの取得方法」に関する記事を読んで頂き、その上で本当に「ミュンヘンに住むかどうか」を考えて頂きたいと思います。

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