こんにちは、めしママです。
今回は視察時にしておいてよかったことをお話したいと思います♪
K家 視察の流れ
まず我が家が行なった視察の流れをお伝えします。
私達は2017年4月に、ミュンヘンとベルリンにそれぞれ4泊ずつしました。
当時10ヶ月になる息子を連れての視察でしたので、飛行機や海外での離乳食調達、大荷物抱えてベビーカー等、不安な事は沢山ありましたが、結果的には「子は大丈夫!」という答えで落ち着きました。
正直本当は行く気はなかったんです。
だって10ヶ月の赤ん坊連れての飛行機移動って考えただけでも気が遠くなりそうじゃないですか。だからパパには「一人で行って」と言っていました。
でも…
家族で住む場所を考えるのに、家族で見ないでどうするの!
という言葉に負けて渋々行きました。
でも結果的には 行って良かったです!
というのも、子供はやはり順応性が高く、様々な心配は杞憂に終わった事。
そして子供を連れて行った事で、ドイツの方々がどれだけ子供に優しいか、日本の子育てに普段どれほどストレスを抱えていたのか、が浮き彫りになり、より「海外で子育てをする」という事への現実感というものが得られました。
そして何よりも「自分の目で住みたい街を確認する」事の重要性を知りました。
やっておいて良かった事① ホテルではなくAirbnb
この視察の時にK家が利用したのがAirbnbです。
皆様一度は聞いたことがあるかと思いますが、いわゆる民泊、一般の方が住まいを提供して下さるサイトです。
これ、使った事がある方ならわかるかと思いますが、「あまりホテルと金額変わらないのでは…?」という場合も多くあります。(むしろホテルより高いところも…)
逆に安い場所を求めると、辺鄙な場所だったり、狭かったりと難ありも増えます。
ホストの方とのやりとりも面倒だったりするので、K家が旅行する時はあまり使用しないサイトなのですが、この時は あえてAirbnbを利用しました。
理由は以下の通りです。
② 現地の人の生の情報が得られる
③ 実際に住む街のイメージが湧く
④ 今後の自分の仕事やビザに繋がる可能性がある
まず①②に関しては、その選ぶ家が「貸切」か「一部貸切」かによります。
「貸切」の場合は②は得られません。
でも①は、「貸切」でも、その家に置いてある家具や家電から、普段そのお家の方がどんな生活をされているのか、ドイツの家電はどんなものが一般的に使用されているのか、等がわかります。
もし「一部貸切」であれば、さらに会話を通して様々な情報が手に入ります。
例えば私たちはこんな質問をしました。
「ベルリン・ミュンヘンなら住むのはどっちがいいと思いますか?」
「この街に住むとしたらオススメのエリアはありますか?」
「この近くに保育園はありますか?見学したいのですが」
あとは 洗濯機の使い方とか、キッチン家電の使い方 なんかも聞いたり。
皆様とても親切に答えてくださるのでとても勉強になりました。
(ドイツ人としても自国に移住を考えている異国民、というのに興味津々で、色々親身にお話してくれます)
あと私達は子連れだったこともあり、なるべく同い年の子がいるお家を選びました。
そうする事で、現地の方の子育ての仕方も知れたり、保育園の情報を得たりすることもできました。
③は、民泊ならではだと思います。
ホテルは基本都心部にあり、利便性が良い立地に位置しています。
それに対し、民泊は住宅街の中にあるのが当たり前。
なので実際に自分が住んだ時のイメージが湧きやすくなります。
地元民しか使わない公共機関を使うことも出てきますし、より地元密着なスーパーやレストランを利用することもできます。そうすることで、「あ、都心を離れると思ったより英語は通じないんだな」とか、道ゆく人から「赤ちゃん可愛いねー」とナチュラルな会話をドイツ語で投げられたりする、という様々な発見がありました。
またK家はこの時、同じ街でも「2泊ずつ別の家に泊まる」という形をとりました。
もちろん大荷物と赤ちゃんを抱えてこまめに街中を移動するのは面倒臭かったですが、あくまでも今回の目的は視察ですので、ここは頑張りました!
さらに二箇所違う場所でも、全然違うエリア(都心と郊外、東と西等)を選ぶ事で、その街のエリアの違いを見ることと合わせて、全体の交通網や土地勘を養うようにしました。
これは後々、家探しをする時のイメージにも繋がったし、引越してきた時にある程度の土地勘がある、というのもとても助かりました
④は、今回パパがフリーランサーという所ですが、もしフリーランサーで移住を考えている場合は、この視察の時に現地とのコネクションを作っておく事も大切です。詳しくは後ほど説明しますが、Airbnbではホストの方がプロフィールに自分の職業や趣味を書いて下さっている場合があります。
なのでそこを見て、自分の職業に繋がりそうな方を探して宿泊し、仕事に関する情報を得る。という事も可能です。
やっておいてよかった事② 営業
前述の④と繋がりますが、パパはフリーランサーのカメラマンです。
当初ドイツに仕事の知り合いは数人程度。
実際にドイツで仕事をするとなったらまだまだコネクションは足りない状態でした。
そしてこの視察の際に、営業しまくりました!
例えばパパはカメラマンなので、機材レンタル会社や制作会社、知り合いのいる会社などにCV(履歴書)を持ってピンポンする日々。ママと息子はお外をお散歩。
営業なんて実際引っ越してからで良くない?
とか思う事なかれ。
これがとっても大事です。
というのも、今後フリーランスビザを取得するに当たって「どれだけこの人のビジネスプランに信用がおけるか」という審査があります。その際に「K家さんがドイツに引越して来てくれたら、一緒に仕事をします!」「一緒に〇〇の様なプロジェクトができます!」といった内容のお手紙を書いてもらえると、ビジネスプランの信用証明に繋がります。これがとても有難い…!!
実際に日本帰国後、渡独前でも「もうドイツ来た?仕事あるんだけど」と連絡くれた方も何人かいて、そういうのも渡独に向けての励みになりました!
あとはやはり、よりリアルな仕事の情報が入手できるので、「映像の仕事だったらベルリンだよ」「でも安い仕事も多いよ」とか、人によっては「住む場所はどこでもいいよ、EUだったら列車でどこでも繋がってるんだから」とか「お金がいいのはミュンヘンかな、でも物価も高いよ」という方もいたりと、本当に様々な個人的な意見を聞け、住む都市の参考情報になりました。
やりたかったけど出来なかった事
これはただ単にK家が間抜けだったのですが…
この視察の時に「保育園の見学をしたい」という私の個人的な希望があったのですが、これは叶いませんでした。なぜなら…イースター休暇にドンピシャな日程だったからです…!!
これはドイツに着いてから知りました。
保育園は全てお休みで、外から眺めるだけの結果となりました。。
皆様、日程はきちんと確認してから行きましょう。
ドイツは祝日が多いです。。
まとめ
以上が、K家が「視察の時にやっておいてよかった事」です。
1、宿泊先はAirbnbで、現地の生活をリアルに体験! 2、現地の人と直接交流、生の情報をGETしよう! 3、仕事に繋がりそうと思った事は全てやっておくべし! 4、日程は確認しようね。
この前には、アメリカに住もうかと考えて、ロスにも視察に行った事もあります。
その際は全て知人の家に泊まりましたが、民泊は普段出会えない様な方とお話しできたりして、それはそれで違う魅力がありました。
余談ですが、K家が海外の時必ず持っていくのはやはりこれ。
「地球の歩き方」
マレーシアの超ど田舎の街へ行った時も、しっかり情報が載っていて感動したのを覚えています。
旅行本でこれに敵うものはないと思っています。
実際視察する際も、普通の旅行本では行かないようなエリアも歩いたりするので、交通情報や街の情報を細部まで載せてくれているこの本は視察にも最適です。
我が家では行った国でこのシリーズを集めるのが家族の趣味になってます♪
もし海外視察を検討されている方いらっしゃいましたら、まずはぜひ実行に移してみてください。
行くか行かないか悩んでいる時間が勿体無い。
子供が小さいからって悩んでいても仕方がない。
まずは行って見るところがスタートだと思います♪
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