ドイツで公立小学校入学~入学準備編~

ドイツ生活

めしママ
めしママ

前回はドイツの小学校全体の概要をお話しました。

今回は、実際に公立小学校へ入学となったときの準備のお話です。
ミュンヘン公立のお話なので、また学校や地域によって全然違うかとおもいます。

長男
長男

前回の記事を読みたい方は以下をクリック☆
学校の選び方、学区の調べ方などなど書いてるよ。

入学準備でするもの

1,Schultute (三角コーン)
2,ランドセル+筆箱
3,学校からの準備リスト(文房具、水彩絵の具セット、工作道具など)

くらいですかね。。
あとは『小学校楽しみ!!』なマインド準備が一番大切かと思います。笑

Schultute

ザ・ドイツなアイテム。
大抵は卒園に合わせて幼稚園で作成しますが、たまに『幼稚園では作らないので自作してね』パターンもあるようです。

三角の円錐形の入れ物に、文房具やお菓子などを入れて、小学校入学初日に持参します。

街中、これを持って歩いている子がいれば、それはまさしく小学1年生!
うきうきどきどきキッズです。

これ、良かったなーと思うのは、みんな基本自分の好きなものをテーマに作るので、
「あの子は宇宙が好きなんだ」
「あの子は絶対ポケモン好きだね!」
といった具合に、持ち主の好きなものがわかる。
初めてのクラスメートで、趣味が合う子を見つけやすい、という利点があるな。と思いました。

1つわからなかったのは、この中身はいつ開けるのかな?という所。
当日うちの長男は開けないまま小学校へ持っていきましたが、どうやらみなさま、当日の朝には開けているようで、みんな中のお菓子は食べてから来てたり、入学式の後の教室の時間で、「シュールトゥーテには何が入ってた?」みたいな会話も少しあったみたいです。

ランドセル + 筆箱

こちらは全世界マストアイテム!
日本のラン活とまではいきませんが、やはりラン活はあるんです。

ガレリアなどの商業施設へ行けば入学コーナーで、三角コーンに囲まれて売られています。
値段はピンキリですが、大体100~200€イメージ。

ものによっては筆箱もセットになっています。
また日本とは違う独特な、ドイツの定番筆箱。
こーいうの↓(なんか写真にはカッター?みたいなの入ってますが、本来はいらないです)

あとはセットで雨具カバーがついていたり、
遠足用鞄がついていたりとものによって様々。
ぜひお気に入りの一点を見つけて下さい♪

準備リスト

そして一番大変なのがこの準備リスト。

基本は新学期が始まる前に手紙で送られてきます。
(学校によっては入学式当日に配られるパターンもあるっぽい??)

文房具(ノート、ノートカバー、鉛筆、色鉛筆、消しゴム、ハサミ、定規などなど)
絵具道具、室内履き、体育館履き、テキスト…
とにかく盛沢山で、とにかく「何が書いてあるか意味不明!!」です。笑

ノートの種類とか全然わからない。
ドイツ人も右往左往するお買い物です、我らが出来るわけがない。
ので、この紙が来たら、まず Müller へ駆け込みましょう!
そしてスタッフさんに紙を渡して助けてもらいましょう。

皆様それはもう慣れっこで、「ちょっと待っててね~」っと、リストを持って代わりにお店の中を走り回ってくれます。5~10分も待てば、カゴいっぱいにリストアイテムを詰めて持ってきてくれます。

ただ気を付けなければならないのは、彼らはたまにミスを犯すという事。
買ったらおうちでゆっくり確認しましょうね。

あと、テキストは本屋さんか、Amazonなどで買います。
本屋さんでも、ものによっては注文して、後日取りに行くパターンにもなります。

そしてもちろん全てに名前を書きます。
などなど労力もかかりますので、ここらへんの準備は紙をもらったら早めに済ませておくことをお勧めします。

小学校楽しみ!なマインドづくり

入学準備の何が一番大事かって、ここに尽きるとおもいます。
どんなに準備が万端でも、本人が小学校入学に大きな不安や緊張を持っていたら、それは大きな問題になりかねません。

なぜなら我が家がそうだったから!!!!!涙涙涙

うちの長男はここの準備がうまくいかず、入学2週間後には「学校行きたくない」と、登校拒否一歩手前になりました。(今は楽しく通ってます)

その辺の記事はまた改めて書きますが、それを踏まえて私がしてあげたかった準備はたったひとつ。

同じ学校へ行く友達作り。

今回長男は、幼稚園が家から遠かった為、幼稚園の友達がいない小学校へ入学しました。
その不安が凄まじかったようで、おどおどしている事をいいことに、さらに同じクラスの子からいじめられたりしたでようです。
普段どこででも友達を作るタイプの子供だった為に油断してました。

小学校入学というのは子供にとってはかなりのステップアップ、かなりのストレスになっているという事も念頭において、可能な限りのフォローをしてあげなければならないと学んだ出来事でした。

まとめ

1、入学準備はお早めに。
2、困った時はMüller へ駆け込め!
3、小学校の友達作りは全力で!!

とはいえ、小学校の友達作りに関しては、子供の性格や環境次第ですよね。

例えば幼稚園が学校のすぐ近くであれば、ほとんどの幼稚園のお友達は同じ学校に行くので心配はあまりないかと思います。
ただそれでも、長男のお友達は上の条件での入学だったにも関わらず、入学した小学校がマンモス校で、幼稚園の子と離れ離れになってしまって、そのお友達も最初は「学校いやだ」と大変だった、と言っていました。

そういう事にならないよう、学校には「同じクラスになりたいお友達」を事前に伝えておくと安心でしょう。(逆に同じクラスになりたくないお友達がいたら、それも伝えられます)

あともし幼稚園が小学校から遠い(学区が違う)場合は、Vorschulekurs で、自分が通う予定の小学校に通う事もできます。
そこでは同じ学校、同じ学年の子が揃いますから、お友達を作れたら入学も楽しみになるでしょう。
(その場合は自分で通いたい学校に手続きし、幼稚園に報告します)

他には、学区内にあるサッカーなどの習い事に通う、というのも有効手段です。
(女の子はバレエとか?ですかね。男の子親なのでわかりませんが…)
うちの長男は、通っていたサッカーに同じクラスの子がいて、今ではその子と仲良しで、通っててよかった!!!!と心底思っています。

子供によっては全然気にする必要のない事かもしれませんが、他の子供たちの緊張が伝染する事もあるので、もし気になる方は根回ししといた方が安全かと思います。笑

めしママ
めしママ

いやー、あの入学当初のごたごたは思い出したくない…
本当につらかった…

長男
長男

皆は楽しい新生活が送れますように!

僕たちの失敗もたくさん参考にしてね!!笑

コメント

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