今日は、2022年9月にミュンヘンの現地校に入学した長男のお話をしようかと思います♪
地域や学校によって内容は全然違ってくるので、
あくまでも一つの参考として読んでね♪
ちなみに概要編②では、長男の通う公立についてさらに詳しく記載してます。
授業内容や、成績、様々な学校事情など。気になる方はこちら↓
はじめに
まずはドイツの小学校(Grundschule)について。
と言っても、ぶっちゃけ私は全く調べてないのでよく分かりません🤣w
本来真面目な日本人ママは沢山沢山調べて、子供にどんな所が適しているのか頭を悩ませる方が多いのだと思いますが、ごめんなさい、「適当」が代名詞の私は、普通に「無料で現地校行けるならそれでーや」と、何も考えておりませんでした😅
とりあえず今回は、大前提としてこんな感じで2つに分けて書いてみます↓
1、公立小学校
2、プライベート小学校
公立小学校
いわゆる現地校と呼ばれる、ドイツ人の子が通う普通の学校。
もちろん授業はドイツ語。
授業料は無料。
長男が通う学校は、現在1年生で、朝8時〜11:20 (日によっては12:20)まで。
(学年が上がると遅くなる日が増えますが、それでもお昼過ぎに終了)
そうです。
ドイツの小学校は、全学年、お昼を食べずに終了します!!!!😱😱😱
お腹空かせて帰ってきます。
なんと恐ろしい。
いやいや、せめてご飯食べてきてよ。
と思うそこのあなた。
あなたの為にあるのは、「Hort」「Mittags Betreuung」と呼ばれる、いわゆる「学童」システムです。
こちらの場所を見事獲得できれば、昼食付きで15時ごろまで見てもらう事ができます。(こちらの詳細はいつか別記事で書きますね)
とはいえ、最近は公立でも「もっと預かり時間を増やそう」という動きは強まっているそうで、一日授業がある学校(Ganzentag Schule)も増えているそうです。
なので、まずは近所の学校が、午前中までか、午後もあるのかを確認してみましょう。
ちなみに、主要科目(ドイツ語、算数など)の授業量は州で決まっているそうで、もし終日学校に通ったとしても、音楽や体育のコマ数が増えるだけで、学力に差は出ないようになっている、という話は耳にしました。(噂程度で、しっかり調べてはいませんが…違ってたらごめんなさーい)
公立学校に関しては、特に何もしなければ、自分の住む家の学区の学校から、入学する年の1〜2月くらいに入学書類がいきなりドーンと送られてくるみたいです。(少なくとも我が家のエリアはそんな感じでした)
あとコロナ前までは、入学前に1日面談日が設けられ、そこで学校とお話する機会があったそうです。
その際に、もし同じクラスにして欲しいお友達がいたりすれば、それを伝えると同じクラスにしてもらえたり、という事もあるそうです。長男の時はコロナでありませんでしたが、そろそろこういったものも復活してそうですね。
公立の注意点
まず気をつけたいのは、ドイツの小学校はもちろん親もドイツ語がそれなりに必要という事。
基本英語でも先生は対応してくれますが、例えば、保護者会はもちろんドイツ語で説明されますし、手紙や宿題ももちろんドイツ語、行事(クリスマス会や秋祭り、体力測定、遠足、等々)では親もお手伝いをしたりする事があり、それももちろんドイツ語。クラス保護者専用の Whats app グループも作られ、もちろんそのやりとりもドイツ語。。。
幼稚園よりさらに親の関わりが深くなるイメージです。(私だけ?)
という事から、「子供はドイツ語で大丈夫だったけど、親(自分)がキツくてインターにしました」という話もたまに聞きます。なのでその辺りも少し考慮に入れた方が良いと思います。
とはいえ私はA2レベルで無理やりなんとかやってます。
ドイツ語使わなきゃいけないお手伝いはなるべく避けて、使わなくてもいいお手伝いを積極的にやったり。。なんとかなるはなる。。と思いたい。笑
あと気をつけたいのは、学校レベル。
正直、エリアの治安によってはミュンヘンでも「学級崩壊」レベルの学校もあるらしいです。
運が良いことに私たちの住むエリアは良い方みたいですが、それでも日本の学校に比べると問題は多々あるように感じます。(先生の話をちゃんと聞かない、石を投げる子がいる、など)なので治安の悪めなエリアでは、さらに生徒の質が低く、先生の話をまともに聞かない、立ち歩く、人のものを盗る、暴力行為がある、という話も聞きます。。(あまり書きたくはないですが、事実です)
なので、事前にその辺りもチェックした方が良いでしょう。
(本来なら家を決める前にこのあたりも調べておけるとベストなんでしょうが…)
そういった理由から私立を選ばれる方もいらっしゃいます。
やはり月謝をちゃんと支払う分、しっかり教育を意識している方が集まりますから、自然とそういう問題からは離れられますよね。
公立小学校、学区の調べ方
自分の住む家がどの学区になるかは、ここ↓で調べると分かります。(ミュンヘン対象)
住所を入力するだけで小学校が表示されて簡単〜。
もし学区外の学校へ行きたい場合は、直接行きたい学校に交渉します。
「学校を変えるのはかなり大変だ」「変えられない」という話もよく耳にしますが、それもエリアや学校によるのかな?というイメージなので、もし変えてみたい場合はまず連絡してみる価値はあると思います。(実際に学区外の学校に変えた子も知っていますし)
その際は、なぜ変えたいのか(例えば「こっちは全日校だから」「こっちの方がプログラムが素晴らしいから」「こっちの方が通学が近いから」…などなど)をはっきり全力で伝えてみましょう。
私立小学校
これはもう学校によって特色が違うので、ひとまとめにはできませんが。
例えば、ミュンヘンでは「ミュンヘン日本人国際学校」があります。
こちらは言わずもがな、日本人を対象にした小学校で、授業も日本の教科書をベースに進められます。
学校内の雰囲気はまさに日本。もちろん日本語授業です。
いずれは日本に帰る、というご家庭はこちらがまず候補に上がると思います。
ちなみに今見た所、授業料は以下の様になっていました。(2021年4月)
授業料 330.00€(月)
入学金 50.00€
詳細は以下で確認してください↓
あとは、インターナショナルスクールで英語中心の学校や、
モンテッソーリ や 音楽学校 など教育方針に力を入れている学校、など様々あります。
もしこれらに興味がある場合は、それぞれ申込方法なども異なるので、どんどん調べてみてください。
ただ人気な学校になると、もう何年も先まで「申込は終了しました」みたいなところもあるし、お受験がある所もあるので、早め早め早めに調べた方が良いかと思います。
ドイツの小学校入学時期
ドイツの入学は、基本 6歳の9月 です。
ただしこれは、その子の発達に合わせて早めたり遅らせたりする事が可能です。
日本にはないシステムですよね。
ただし全員ではなく、基本は生まれ月が関係します。
入学を9月と考え、7・8月生まれの子(いわゆる日本で言う早生まれ)は、発達が遅ければ1年入学を遅らせる事ができます。
逆に9〜12月生まれの子は、発達が早ければ1年早く入学することも可能だそうです。
でもこの辺の生まれ月はそこまで厳密ではないかも。
その子の発達具合が、「遅らせたい」「早めたい」理由に合致しており、幼稚園の先生も納得すれば、そこら辺は臨機応変に対応してくれるのかな、というイメージです。
ここでいう発達というのは、純粋に精神、身体の発達もそうですが、私たち外国人にとっては「ドイツ語がまだ不十分である」というのも充分遅らせる理由になります。
なので、もしそのあたり不安があって、小学校入学を遅らせたい、という場合は、生まれ月関係なく、まずは幼稚園の先生に相談してみましょう。もし遅らせる場合は、入学書類が学校から送られてきた際に「1年遅らせます」の手紙を返信すればいいようです。(学校によっては違うかもしれないので、断言はできませんが)
なので、相談するなら遅くても、入学する年の1月下旬までにはしておいた方が良いのかな、という個人的なイメージです。(1~2月で小学校も新入生に向けて色々動き始めるので)
ちなみに入学前には、発達検査というものもあり、
そこでは子供の言語、身体の発達検査を行います。
そこで小学校入学に適しているかを判断されます。
僕は5月生まれだけど、ママが「ドイツ語が不安だから遅らせられないか」って聞いてくれたんだ。でも幼稚園の先生から「ドイツ語大丈夫だし、5月生まれだからダメー」って即答されたんだよ。
ドイツ語もあるけど、一番の理由は小学校にあがると自由に休めなくなるから、
なるべく幼稚園期間を長くしたかったんだ。
そうしたら日本に一時帰国するのも楽でしょう?あー残念。
就学前児童プログラム、Vorschulekurs
あとは入学前には、Vorsvhulekind(就学前児童)の為のVorschule Kurs (就学前児童コース)というプログラムがあります。(たまにない幼稚園もあるみたいなので、幼稚園に確認しときましょう)
いわゆる翌9月に小学校1年生になる子、年長さんを対象にした、小学校入学に向けたプログラム。
内容は学校によって差異はあるみたいですが、月に1回くらい実際に小学校に行って、数時間そこで授業(と言っても歌を歌ったり、工作したり)して、学校とはどういうものかを学びます。
そこでもその子の発達程度を、学校の先生が直接見て考えます。
うちの子は、ドイツ語はOKだけど発音の為にロゴペディ(言語療法)へ通う事を勧められました。
(そのあたりもまた別記事で詳細書きますね)
基本は幼稚園の学区の小学校と連携しているので、もし他の小学校のVorschule プログラムに参加したい場合(通う学校が違う場合)は、自分で行きたい学校に問合せ&申し込みをし、幼稚園にその旨を伝えます。
自分の子がドイツの小学校でやっていけるかなんて、日本人の私には全く未知。
なのでこのプログラムで、子供が小学校入学のレベルに達しているかどうかを学校目線で見てくれるのはとても安心できました。
まとめ
1、まずはどんな学校に行きたいかイメージを固める
2、公立の場合は学区と口コミをチェック!
3、私立は申し込みや受験時期など、なる早チェック!
4、入学の時期は子供の発達に合わせて考えられるよ
5、Vorschule Kurs も学校を自分で変えられるよ
我が家は見事に何も調べず、全て流れに流されて入学に至りました。
後々知る事も多く、あー!失敗したー!て事もたくさん。
皆様のお役に少しでも立てれば幸いです♪
次は入学準備編だよ〜
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