ドイツで陰嚢水腫を手術した話(前編)

ドイツ生活
長男
長男

こんにちは!今日は、僕がドイツで陰嚢水腫の手術をしたときのお話をします♪

めしママ
めしママ

長男は手術当時4歳。

手術が必要というのが発覚したのが渡独直前だった為、ドイツで手術しました。
前編で手術に到るまで、後編で手術当日〜後日のお話を書きます。

保険事情とか色々絡んでめっちゃ面倒臭かった〜!!

陰嚢水腫とは

めっちゃ簡単にいうと、先天性のちんちんがなるヘルニアの一種(みたいなもん)です。適当w

本来はちんちんとお腹の間に膜が出来るはずが、その膜が塞がっておらず、穴が空いていた状態になっており、そこからお腹の水が移動してきて玉の部分が膨らみます。(本人は痛くありません)

男児でなる病気の堂々の一位を司どる、とてもメジャーな病気らしく、日本で診てもらった大学病院では年間200件の手術をしていると言っていました。

ただ、生まれた時に「陰嚢水腫です」と診断されても、大体は1歳前に自然治癒することが多く、最初は経過観察となるそうです。

しかし、穴が大きい時はその穴から脱腸していまい、物凄い痛みを伴い手術になるので、基本、1歳になっても穴が埋まってなければ手術で埋めてしまいましょう。という考えのようです。
(これは日本もドイツも同じ考えの様です)

めしママ
めしママ

私の超絶適当な覚書ですw
ちゃんとした情報はググって下さいw

長男の場合


さて、長男の場合。

本来は産まれたらすぐ診断されるらしいこの病気…
実は、3歳児検診まで長男がこの病気だという事は知りませんでした!!!!!

なんでー!?って感じですよね。

ほんと、なんでー??なんですが。笑

めしママ
めしママ

産まれた頃から「なんか片っぽ膨らむな〜?」とは思ってたんですが、自分ないからわかんないし(←w)、パパに聞いても「え、そんなんわかんない」って適当だし、ネットで調べても「様子見で大丈夫」とか書いてあるし、検診とかでも何も言われないし…で、だんだんと気にしなくなってました。。。(恐らくネットで「様子見で大丈夫」と書かれてたのは「大部分が1歳までに治るから」だったからだと今なら分かります)

おりパパ
おりパパ

本当そこら辺は適当に答えちゃってごめんなさーい。

結局、長男は、渡独直前に保育園の先生から「最近長男君と同じ症状の子が緊急手術をしたので、長男君も診てもらった方が良いかもしれません」と声かけを頂いて、3歳児健診で質問したら発覚した!という流れでした。
先生にマジ感謝!

と、そんなこんなで3歳児健診に発覚。

「これは手術ですね」とまさかの渡独2週間前に突然宣言されました!😱

その後、大学病院の紹介状を受け取りダッシュで診察へ。
そこでもすぐに「手術ですね」と言われたので、引越し事情を説明。

すると

先生
先生

長男君の穴は1mm程度。
これなら急ぐ手術でもないので、生活が落ち着いたらドイツで受ければいいですよ。

向こうでも普通に受けれます。


と言われました。

手術を受ける時期の目安は「遅くても運動が激しくなる小学校入学前が目安」と言われました。
(あまり大きくなってから手術しても、本人のトラウマになりそうですし)

正直、「手術云々の前に、これってドイツで保険適用内なのかな…?」という不安の方が大きかったですが、とりあえず日本での手術は一旦見送って、ドイツで落ち着いたら手術。という方向性に決まりました。(フラグ確定ww)

ドイツで診断

さて、ドイツへ来まして、長男の主治医探し、兼、ドイツで必須な子供手帳(日本でいう母子手帳の様なもの)を作成するタイミングになりました。

(Kinderuntersuchungsheft (子供手帳)に関して詳しくはこちら↓)

そして初診にて「日本で陰嚢水腫で、手術が必要と言われた」旨を伝えました。
すぐに触診、からの「手術ですね」とドイツでも手術宣言ゲット!

そこから、今度は陰嚢水腫(泌尿器系?)専門の病院の連絡先を教えられ、そこへ行くように言われました。

次にそこへ予約を取り、診察へ行くと…
「手術ね!」と言われ、あれよあれよという間に日付が決定。
手術に関する注意事項、必要書類の説明などをされました。

ただ前述した通り、保険が適用かどうかが不安だったので、「保険が適用かどうかを先に確認させて下さい。それで適用内であればこの日程で手術を受けます」と言いました。

保険会社の適用範囲

先生的には「普通は適用内なはず」という認識でしたが、私たちが当時加入していたのはプライベート保険(Care Consept)で、ましてや今回の病気は先天性、渡独前に「手術が必要」と分かっていた、という流れがあるので、まずは保険会社に問い合わせをしました。

ただ問い合わせをするときに「日本で既に手術が必要とわかっていた」と述べてしまうと、「加入前にわかっていましたね」となり、適用外になる可能性が高くなるのではないか、というところから、「渡独後、子供手帳を作成するために初めて病院で検診をしてもらった時に発覚しました」という形で伝えました。

バレました!!!🤣🤣🤣

まず保険会社は、病気に関する資料一式を、手術を行う専門の病院から取り寄せ、話を聞き、そこから紹介してくれたかかりつけ医に連絡をし、内容を確認したようです。
で、先生はとても素直に、私が「日本で手術が必要と言われていた」事を伝えたようです。
(事前に先生に事情を説明して、口裏合わせてもらえてれば結果は違ったと思います。失敗!)

という流れから、プライベート保険は適用外となった為、手術は延期。
手術は1年後に公的保険に切り替わった後で行いました。
(公的保険は保険適用内、全額保証でした)

前半まとめ

1、何かおかしかったらまず確認!
2、主治医とは常に口裏合わせておこう
3、保険会社にも事前に確認!

まず反省ポイントは、陰嚢水腫に限らず、何か「ん?」と引っかかることがあったら、なんでも聞かなきゃダメですね!(我が家が適当すぎるだけかもしれませんが!)
今回はまだ大事にならずに済みましたが、もし保育園の先生があそこで声かけてくれなかったら、と思うとゾッとします。

後、主治医との口裏あわせは重要ですねw
これとは別に、また保険降りるかどうか問題が発生した時があったのですが、その時は先生に相談したら「適用される様に言っておくから大丈夫よ😘」と言ってくれ、見事適用内になった、ということがありました。(感謝!!😭)

今回の保険に関しては、お医者さんは「適用するわよー」ってノリだったのですが、それを鵜呑みにして確認せずに手術しちゃわないで本当に良かったです。みんな言う事適当ですからね。鵜呑みしない様に気をつけましょう。あー怖い怖い。

長男
長男

ここまでが、手術を受けるまだよ。
保険のこととか、わからない事だらけ!
こんなの日本でもわからない事だらけなのに、それをドイツ語(+英語)でやらなければならない。移住の辛いとこだよねー。

めしママ
めしママ

後編では、手術に関する諸注意、当日の流れ、術後健診などなどについて書きまーす♪

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