今日は、夏にキーム湖に行ったときのお話をします。
生後2ヶ月の次男も連れて、家族4人で行ってきました♫
ミュンヘンの残念なところは海がないところ。
海辺の町育ちの僕としては定期的に海が恋しくなります。
そこで今回は「バイエルンの海」と呼ばれるバイエルンで一番大きな湖、キーム湖に行ってきました。
これがもう大当たり〜〜〜〜〜♡♡♡
と言ってもいつもの事ながら、突然の思いつきの弾丸日帰り旅行。
残念なこともしばしば勃発。
皆様はもっと計画性を持って行って下さいね。
行き方
という事で、当日のノリで行くことにしたキーム湖。
こんな感じ↓↓
湖に島がポツポツ浮いてるのがわかりますね。素敵そうな予感…!!
ミュンヘンから西南西へ約1時間、オーストリアとの国境付近。
近ーい!!と、思ったあなたは最初の罠にかかります。
ノリノリでミュンヘン中央駅へ行き、時間をチェックすると…
電車が1時間に1本しかない…そして次の電車は30分以上待ち…仕方がないので、出発ホーム近くにある「Märklin」という鉄道模型やさんで時間を潰しました。
(ミュンヘン中央駅の左奥〜〜の方が出発ホームでした。慣れない人には分かりづらいかもです)
チケットはK家大好き「バイエルンチケット」♡
バイエルン州ならこれでどこでも行き放題。
大人1人25€。今回は大人2人で32€でした。(チビ二人はまだ無料)
(計算が不思議ですよね。そこについてはまた後日、バイエルンチケットについて書きます)
ちなみにチケットはDBアプリで買ってます。楽チンおすすめです。
電車は、私鉄「Meridian」今回初利用♫
下車駅は「Prien am Chiemsee」
電車の中で持ってきたお昼を食べて、ついた頃には12:30。
ここからさらに、ディーゼル機関車に乗り換えます♫
ホームから階段を降りると、「Chiemseebahn」という看板が出ている、一番奥の階段を登ります。
(降車ホームからそのまま駅舎を出ちゃうとたどり着けません。注意!)
階段を登ると、目の前に可愛いディーゼル機関車!テンション上がる〜〜〜↑↑↑
普段は蒸気機関車だそうですが、この時は臨時でディーゼルになってました。
チケットカウンターも目の前に。
ここはバイエルンチケットは使えないので、購入必須です。
片道、往復、島へ渡る船代込みのもの、と種類は色々。
カウンターのおばちゃんに相談すれば、適当に見繕ってくれます。
私たちに見繕ってくれたのは、島込みで大人€11.50。
でもこれはメインの島しか含まれていないチケットだったので、後々別の島に行くときには船の中で追加料金を支払いました。
そしてこの機関車も1時間に1本。
ミュンヘンからの電車を考える時は、この機関車の出発時刻に合わせて考えると良いと思います。
もし機関車出発まで時間がある、もしくは他の方法が良い、という場合は、この機関車の線路沿いに歩いても30分程で湖につけます。
K家は帰りに歩いて帰ってきましたが、その道もとても素敵でした。
機関車の乗車時間は5〜10分。あっという間につきましたー!!
Chiemseeーーーーー!!!!!
もうこの頃には13:00過ぎちゃってました。
と、この頃はコロナ禍がちょっと薄れた時期なので、大勢の人が「バカンス〜♫」て感じで集まってました。結構な有名な観光地だったのだと、訪れてから知るパターンw
キーム湖のメイン島、Herreninsel
機関車を降りると、すぐ湖のところに船着場があります。そこから船に乗って20分ほど。
ヘレン島。直訳すると「男島」。
見てた感じ、観光客の大半はこの島を見て帰る、というコースみたいでした。
この島がなぜメインかって、大きさだけではない理由があるのです。
それは、お馴染みルートヴィヒ2世様が建てた、最後のお城があるという事!
その名もヘレンキームゼー城!!
そこまでは船を降りてから歩いて20分、もしくは馬車が定期的に出ています。
大人片道€ 3.50 子供片道€ 1.00€
この看板の前で待ちましょう。
船着場の目の前にお城のチケットが買えるところがあるので、そこで買うのを忘れないようにしましょう。info: https://herrenchiemsee.de
そして到着。
すっかりドイツの城を見慣れた長男が、このお城を見て言った一言。
あれ、ニンフェンブルグ城がある??
そう、ニンフェンブルグに雰囲気は似ていて、ノイシュバンシュタイン城の様な「どーん!!!」な見た目ではありません。が、国家財政を傾けるほどの建築費をかけた内部は豪華絢爛、鏡の間は圧巻。しかもこのお城自体まだ未完、建てたご本人も9日間しか住んでいない、というとってもウキウキする内容です。
そんなお城の外観がこちら。
結構シンプル。
残念ながら今回はコロナで入場規制があり、私たちは入れませんでした。
いつか内部はリベンジしたいです。
でも、噴水一つとってもカオスな感じが現れてて、楽しかったですよ!
なぜかリザードンがいたり、イグアナいたり、蛇が巻きついていたり…世界観が謎すぎて楽しい!
ほんと、ルートヴィヒ様は生きてたらぜひお話してみたい人の一人です。
行きは馬車道を歩きましたが(糞がすごい)帰りは馬車道とは違う、田舎道を歩きました。
そしたら牛や馬が大量に〜子供は大はしゃぎで、そこらの芝をむしっては食べさせて喜んでました。
可愛い&癒される〜
そしてもちろんこれでは終われないK家。
もう一つの小さい島、Frau insel に行くことにし、船までの時間、船着場横の水場でカモと一緒に待ちました。
後半へ続く。
前半まとめ
- 電車の時間は事前に調べよう
- どこに行くかは事前に決めよう
- お昼の場所は事前に決めよう
全て当たり前のことですね!(笑)
どこの島に行くかはあらかじめ決めておいたほうが、機関車のチケット購入時に一緒にプランに合わせた内容を買えるので、後々楽だと思いました。
お昼については、今回私たちは持参しましたが、もし現地で食べる場合は、事前に島に渡る前に食べるか、島で食べるかを決めておいたほうが良いかと思います。というのも、ヘレン島にはどうやら2箇所しかレストランらしきところがないので(うち1箇所は城の中)、シーズンに行って混んでたらアウトですね。
島に渡る前なら色々食べる場所はありそうでした。あとは、後半で出てくるフラウ島には食べるところがちょこちょこありました。
日本で旅行する時は「ここに行ったらこれ食べたい!」というのがありますが、ドイツ旅行ではそれがあまりない(基本ジャガイモとお肉だから)ところが、悲しいところでもあり、いいところでもあると思ってます♪
では次は後編で〜!
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